バリ島あれこれ

いろんな疑問、いろんな質問、なんでもお答えいたします。

 

 

 

ここでは、メッセージなどに寄せられた疑問、質問などを、いくつか抜粋して掲載しています。もちろん、無記名で掲載させていただいております。

 

同じような疑問を持たれている皆さんの不安等が、少しでも解消出来ればと思います。バリ島へ旅行を考えている方にも、是非一読いただければと思います。

 

 

.1 バリ島では、外人は家を買うことが出来ないと聞きましたが、本当ですか?

 

インドネシアでは、外国人の永久所有権は認められていません。そのため外国人が土地を所有するには、4つの方法があります。

 

 

 

1、年契約でのレンタル

 

2、20年から25年の使用権を買う

 

3、インドネシア国籍の方の名義を借りる(永住所有権の名義貸)

4、会社を設立して会社名義で土地を買う

 

 

 

 

 

簡単に説明をします。

 

 

 

1、は、賃貸契約ということになります。インドネシアには、敷金礼金などはありませんので、一年程度の短期で借りられるなら、この方法が一番でしょう。ただし家主等とのトラブルを避けるためにも、入居前には、必ずノ―タリス(司法書士)での書類作成をお勧めします。

 

 

 

2、は、いわゆる使用権を買うと言う形で、土地に関して、法律にも守られた権利を有することが出来ます。この使用権は、ビザを持っていることが原則で、25年間~延長可 の権利権得られます。 簡単に言いますと、土地主から、住む権利を買うというものです。使用権を得ていれば、所有権同等の権利が確保できます。使用権を有する間は、その土地建物は、お客様のものとみなされますので、他の方に貸したり、投資物件にされても全く問題はありません。

 

 

 

3、これが一番簡単ですが、一番リスクを伴います。 このトラブルがもっとも多く報告されております。これはその名義のインドネシア人が、その土地を自分のものだと主張した場合、法律上、お客様には全く勝ち目はありません。この手の裁判では、100パーセント泣き寝入りになります。なぜなら、お客様が土地を購入したという記録が、全くが残っていないからです。くれぐれも慎重にお考えください。

 

  

 

 

4.会社を設立したら、会社の資産として土地を購入する事が可能です。ただ、PMAの場合は、株の保有パーセンテージによって、土地の所有にも問題が発生してきますので、くれぐれも最終確認をしてください。

 

 

 

 

以上のようになっています。

 

当社でお勧めするのは、1、もしくは2です。しかし、最近では、このような賃貸、あるいは使用権についての書類作成を怠る業者が増えておりまして、そのトラブルも近年多く発生しています。くれぐれも、ノ―タリス(司法書士)を通し、信頼のおける不動産会社での賃貸、または購入をお勧めします。

 

 

 

 

 

.2 バリ島での生活費、どのぐらいをみておけばいいでしょうか?

 

 

 

個人の生活によって、かわってきますので、いくらとは言い難いものがあります。

 

月1万円ぐらいのアパートに住んで、自炊で、生活費が1万円の人もいますし、

 

月10万円のヴィラに住まわれて、外食三昧で、10万円の生活費のかたもいます。

 

 

 

需要のあるものは、日本よりもはるかに安い。

 

だけれど、嗜好品、高級品、は日本より高い。

 

とお考えください。

 

 

 

日本の生活に慣れている人だとおそらく、日本と変わらない物価になってしまうかもしれません。

 

ですが、こちらの生活になじんで、こちらの人と変わらない食文化でいけるなら、 日本の半分以下の生活が可能でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

Q.3 バリ島で日本人求人などはありますか?あったら給料も教えてください。

 

 

 

あるにはありますが、はっきり言って物凄く安いです。

 

それは、給料が安くても、バリ島に住みたいという人が多いからです。

 

ジャカルタなど、インドネシア都心のほうに行けば、日本と変わらない20~30万円ほどの給料をもらえる企業の求人案内などがありますが、バリ島では、日本企業で、多くて10万円未満。

 

または、ビザ代金を会社が負担するので、1カ月給料はたったの3万円と言う会社もあります。ビザ代金、本人負担の所さえあります。

 

 

 

バリ島で仕事をしながら、生活となると・・・

 

よほどバリ島に住みたいと言う気持ちがないと、難しいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

.4 アパートなどの一カ月の家賃を教えてください。

 

 

 

アパート、こちらでは、KOS (コス)といいます。

 

最近は、いろんなコスがございますので、簡単に説明いたしますね。

 

場所にもよりますが、安いところで、 一カ月

 

 

 

コス(低ランク)  

 

風呂、トイレ共同、45万ルピー、4000円~。

 

この物件はおすすめしません。はっきり言って、日本人には無理かと思います。安易に日本人がこういう場所に住んで、盗難などの被害に遭っているのも事実です。 絶対にやめてください。

 

 

 

コス(中ランク)

 

部屋の中にシャワールーム、トイレ、台所込み  200万ルピー  20000円~。

 

こちらで、働いている在住日本人の方々は、大体このぐらいの物件に住まわれて、自分でホットシャワーや、エアコンをつけて生活されている方が多いようです。 

 

 

 

コス(上ランク)

 

エアコン、ホットシャワー込みで、350万ルピー    4万円~。

 

このクラスのお部屋の場合、セキュリティー面は、とても安全です。

 

ただ、長く住むのでしたら、お値段的にも、プライベートを全く干渉されずにすむ一軒家を探されたほうが、いいかもしれませんね。

 

 

 

ちなみに、バリ島では、敷金礼金、などはございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.5 2カ月ぐらいバリ島に住みたいなと考えています。どんなビザがお勧めですか?

 

 

 

2カ月と言う期限をおもちでしたら、観光ビザの延長手続きが一番簡単で、お安いと思います。

 

もし、半年以上となると、やはり、一度シンガポールに飛んで頂いて、ソシアルビザをお取りいただくのが望ましいですが、2カ月でしたら、延長手続きで十分かと思います。

 

詳しくは、メッセージを頂ければ、折り返し、延長手続きの方法をお教えいたします。

 

 

 

 

 

 

Q、6 バリ島の友達に共同経営を勧められました。どう思いますか?

 

 

 

そうですね・・・。ようは、どれだけ、その方の事を知っているかによると思います。 インドネシアでは、安易に人を信用していしまう日本人は、ターゲットにされやすい場合が多いのも事実です。

 

㈱拓建バリ不動産も、これまで、たくさんの日本人のお客様の弁護代理人を務めてきましたが、 ほとんどのケースが、ノ―タリスなどの書類不備などで、泣き寝入りになっています。 騙されていもいい、そんな覚悟でならかまいません。 でも、騙されて泣きたくなければ、必ず、ノ―タリスなどの公証人をつけてください。 ノ―タリスとは、国家資格を有した、日本で言う所のいわゆる司法書士の役目をするものです。

 

そこの書類があれば、その後のトラブルも、必ず回避できます。

 

ただし、ノ―タリスに行く場合は、ちゃんと信頼のおける通訳さんに同行して頂く事をお勧めします。 その書類の内容も、しっかり理解したうえで、サインをしてくださいね。

 

 

 

Q、7 バリ島に住みたい、だけでは、永住は無謀ですかね?

 

私が、住み始めた14年ほど前は、各家庭に冷蔵庫もないような時代でしたので、かなり大変でした。しかし、現在、バリの人たちは、携帯でフェイスブックやyoutubeを鑑賞するまでになり、家では、洗濯機や冷蔵庫などの電化製品で溢れた生活をしています。生活水準も向上して、かなり日本人にとって住みやすい環境になってきたと思われます。

 

とはいえ、いきなりここに永住と考えるのは、少し早いかもしれませんね。

 

みなさん、何度も、ここに足を運び、その後長期滞在をしてみて、やがて永住を決める方が多いようです。

 

いくらバリ島が、高度成長を続けているとはいえ、やはり日本では、考えられないバリ島の事情も、まだまだ沢山あります。

 

たとえば、頻繁にある予告なしの停電。

 

渋滞ばかりの交通事情。

 

ウパチャラ(お祭)などで、簡単に道が閉鎖されてしまうバリ事情。

 

常にのんびり・・・・などなど・・・出したらきりがありません。

 

ですから、まずは2週間、その後2カ月、そして2年、と言う感じで、初めて見るのが、一番かもしれませんね。永住は、それから考えても遅くは無いと思います。

 

 

 

 

 

 

Q、8 バリ島には国民保険など、医療保険はあるのですか?

 

 

 

インドネシアには、BBJSという国民医療保険があります。ただ使える病院などが決められまだまだすべての方に需要されているわけではありません。

 

 

持病など、よくご病気をされる方は、必ず日本から、海外赴任用の海外医療保険、もしくは留学用医療保険、長期海外医療保険に加入してくることをお勧めします。 ※リタイアメントビザなどの場合は、申請時に、日本からの医療保険加入が義務付けられています。

 

 

 

ただし日本の国民保険がある場合は、バリ島の病院で、実費で支払われても、申請をすれば、日本で、その医療費の返還が可能です。

 

ただし、後々返還があるとはいえ、現地負担が大きいため海外保険に入られていたほうが無難かと思われます。もっと詳しくお知りになりたい場合は、メッセージで、質問にお答えいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.9 狂犬病のニュースがありましたが、大丈夫ですか?

 

 

 

バリ島では、現在、飼い犬に、狂犬病の注射が義務付けられました。

 

しかも自治体が、2カ月に一回、各家を回って、予防接種を行っておりますので、安心です。 そして、危険を避けるために、今までいた野良犬は、一斉に(悲しいことですが)殺処分されました。

 

確かに、現在、野良犬は、ほとんど見かけません。

 

 

 

狂犬病のニュースは、その後、半年以上経過しましたが、現在のところ、ローカルニュースにも出ておりませんので、安心なさってください。

 

ご参考になさってください。

 

 

 

 

 

 

 

Q。10 生後間もない子供を連れて行くんですが、衛生面は、どうでしょう?

 

 

 

現在のバリ島は、観光産業がめまぐるしく進化したので、ホテルや、レストランなどは、 衛生面には十分配慮されるようになりました。 地元の食堂や、市場などでの食事をしない限り、ほぼ安全と言っていいでしょう。

 

 

 

しかし、熱帯の上、湿気が多いので、どうしても物が腐りやすいのは事実です。 不安なら、すべて冷蔵庫に入れてしまうか、その日に買ったものは、その日のうちに食べきってしまうことをお勧めします。

 

そして、お腹がめっぽう弱い人は、氷入りのジュースは避けて、 アクアと言うミネラルウオーターをお勧めします。

 

それでも万が一、お腹を壊された時は、香辛料などを控え、大きな病院で診てもらいましょう。とはいえ、高級ホテルや、レストランは、バリ島だから…と目くじらを立てるほどではございません

 

 

 

Q、11 バリ島にすむ現地の友人の家をレンタルするつもりなんですが、大丈夫でしょうか?

 

もし、誰かから、家を借りる、または、土地を買う、家を買うなどの場合は、どんなに信用のある方だとしても、ノータリスでの書類作成、および、そのときに、日本語の通訳をつけることをお勧めします。

 

このようなトラブルも、近年増加傾向にあります。ノ―タリスというのは、日本で言う司法書士。その記録は、とても重要になります。

 

もしトラブルになった時でも、このノ―タリスの書類は、必ずあなたを守ってくれます。ですから、いくら友達だとはいえ、契約の際は、必ずノ―タリスに行くことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

Q、12 バリ島で、アンケートに答えヴィラ当選。税金を払いましたが、ほんとでしょうか?

 

残念なことですが、おそらく、ここ何年か前からあるアンケート詐欺だと思われます。その場でくじ引きさせて、当選だといい、とあるホテルに連れて行きます。そして、部屋を見せ、

 

「お客様は当選なされましたので、なんと、このホテルの一室を5年間、自由にお使い頂く権利を得ました。 おめでとうございます。では、サービス料として、25万円のみお支払いください。」

 

というものです。

 

中国人グループがやっている悪筆な詐欺です。おそらく、どれも同じグループの仕業だと言われていますが、いまだに、逮捕には至っていません。

 

 

 

これらは、倒産した大型ホテルや、ヴィラを3,4カ月借りて、詐欺を行います。お客様には、当選半年後からの、滞在が可能としていますので、その間に、たくさんの詐欺をして、その後、消息を絶つといったものです。

 

街頭でアンケートをとっている現地人は、そのお客が、ホテルに行ったら、お金がもらえるシステムです。街頭のスタッフは、社長の事を全く知りませんし、詐欺をしていること自体を知りませんので、罪悪感はありません。

 

 

 

どの国も同じです。甘い罠には、必ず落とし穴があります。

 

お気をつけください。

 

※㈱拓建バリ不動産からのお願いです。今回の事は、今度バリ島に来た時に、ぜひ、レシートや、パンフレットなどと一緒に、被害届をだしてください。

 

このような事件は、泣き寝入りする外国人が多く、被害届まで出されるケースは、とても少ないのです。だから、いつまでたっても、こう言う悪質な犯罪が続くのです。これ以上、被害を拡大させないためにも、是非、現地の観光警察に被害届をだしましょう!!

 

 

 

Q、13 デング熱というのは、どういう病気でしょうか?

 

しま模様の蚊に刺されて、40度以上の高熱がでる病気です。入院が必要になります。この病気は、マラリアと似ており、蚊によって感染する病気ですが、マラリアのように、後遺症を伴い、死に至らしめる恐ろしい病気とは違い、デング熱は、最近の医学の進歩により、よほどのことがない限り、死までは至りません。とはいえ、酷い脱力感と関節痛、高熱が続きますので、自宅治療は危険です。点滴の継続投与が必要になります。

 

予防としましては、外出時は、蚊よけスプレーをすることと、あまり不衛生な場所には行かないことです。 しかしながら、ホテルと観光地を巡る人が、デング熱になることは、ほとんどありませんので、それほど、神経質になる必要もないかと思われます。

 

 

 

ただ、日本人観光客の中には、庶民の食事を食べてみたいと、ナイトマーケットなどに足を運ぶ方がいますが、日本の屋台を考えて行かれるのであれば、ほんとうに不衛生ですし、決して味は小さなワルン(定食屋)と変わりませんので、避けられた方が無難です。

 

特に雨降りの後などは、水たまりにボウフラなどが大量発生しますので、足元がぬかるんでいるところは、とても危険です。 デング熱のほとんどが、水はけの悪い不衛生な地域で起こりがちです。ナイトマーケットもその一つです。お気をつけください 。

 

 

 

 

 

Q、14 バリ島にいる日本人は、危険だとよくBBSなどに書いてますが、本当ですか?

 

~ん。私も在住日本人なので、何とも言えませんが・・・・。

 

でも一つ言えることは、どこにだって、悪い人はいる。

 

だから、そう言う人もいる。そうじゃない人もいる。これが私の答えです。

 

 

 

だから、何かを始める前は、つねに転ばぬ先の杖です。

 

安易に人を信用せず、自分で守れるものは、初めから自分で用意しておく。

 

たとえば、開業や永住をお考えならば、ノ―タリス(司法書士)での書類作成を必ずすること。これは後々のあなたを、必ず、守ってくれます。

 

そして、有能な通訳をつけること。インターネットなどの情報収集も大事です。人任せにしないで、自分でいろいろその国を理解することは、本当に大切な事です。

 

そうすれば、海外でも絶対成功します。

 

 

ストレスフリーで住むためにしっておいて欲しいバリ島のあれこれ

 

※生活 衣食住 (衣)

 

・夜間の冷え込み

 日中は大変蒸し暑いですが、夜はかなり冷え込む事がございますので、体調管理には十分お気をつけ下さい。冷房による風邪にご注意ください。

 

 

 

・万全な虫よけ対策

 バリ島では、縞模様の蚊に刺されるとデング熱と言う高熱に襲われることがあります。

 通常普通の生活をしていればまず大丈夫ですので、不衛生な場所にはなるべく足を踏み入れないようにしてください。

 

 

 

・熱中症対策

 こちらでは、思いのほか熱中症になり易いため、水分補給を充分して、日中は、帽子の着用を心がけてください。海等に行く際は、日焼け止めを必ず塗りましょう。

 

 

 

衣食住(食)

 ・飲料水と料理

 飲料水は、ミネラルウオーターになります。水道の水をそのまま飲むことはできません。

 尚、お料理の場合は、水道水を加熱してお使いいただいても大丈夫です。また歯磨き程度は、普通の水を使ってもまず心配はございません。

 

 

・食品の腐敗にご注意

 湿気の多いバリ島では、とにかく食品がすぐ腐ります。その日の調理したものは、できるだけ、その日のうちに食べきるようにしましょう。また、食パン、菓子パンにも、すぐにカビが生えますので、パン類でも一日たったら、冷蔵庫にて保管することをお勧めします。

 もし、お腹を壊した場合は、アメーバ―菌の場合がありますので、無理に下痢止めを飲まず、水分補給をしながら出切った後にお薬を服用してください。様子を見て長く続くようでしたら、必ず病院で診てもらいましょう。

 

 

・バリ島の人々は、手でご飯を食べる

 小さいころからのその家々での生活習慣によって、バリの人々は、スプーンを使わず、手でそのまま食べる方と、スプーンとホークを器用に使って食べる方がいます。

 レストランなどでは、西洋式の文化が色濃いため、手で食べている方は、ほとんどいませんが、バリ島の若者が多く集まるマクドナルドなどでは、チキンと、ご飯のセットを、手で食べている若者が沢山います。これもこちらの文化として、驚かずに、一度は試してみてください。ただし、試される場合は、手をよく洗ってからにしましょうね。

 

 

 

・買い物

 バリ島では、市場や、店、どこでも値段を交渉するのが一般的です。

 もし品物に、値段が書かれていなければ、そこのお店は「値段交渉が出来るお店」とお考えください。バリ島の相場を早く理解して、賢く買い物をしましょう。

 

 

・バリ島のイメージ

 バリ島は、どうしても発展途上国というイメージがあり、何もかも、不衛生と思われがちですが、近年衛生面に大変力を入れるようになってきました。医療機関の設備も、現在では日本の医療に負けず劣らずと言った感じです。しかし、日本人と言うのは、屋台などの、マニアックな所へ行きたがったり試してみたりすることを好みます。そしてそこにいる貧困層を見て、また、お腹を壊した等のことを、日本に帰り口コミサイトに書き込まれます。それにより、マイナスイメージが植え付けられるのです。

 確かに、貧富の差が激しいということもあり、全部が全部そう思われてしまうのも無理は有りませんが、住んでみれば、決して日常の生活や、医療面等は、不衛生ではありません。間違った情報に迷わされず、自分のスタイルでバリ島での快適ライフをお過ごしください。

 

 

 

衣食住  ()

 

・コンセントを差し込む時は注意が必要

 電気は、日本より大きな電圧になっております。そのため、濡れた手などで、電気コードや、差し込み口を触るのは大変危険です。弊社ゲストハウスでは、差し込み口は、すべて上の方に設置しておりますが、用心には用心を重ね、小さなお子様には、なるべくコンセントの近くや、差し込み口の近くで遊ばせないようにしてください。

  

・停電

 以前は、頻繁にあった停電ですが、現在では、電気の供給が向上し、バリ島もめったに停電にならなくなりました。しかし、ヌサドゥア、ジンバラン地区は今も頻繁に停電がありますが、デンパサール周辺は、一年に2度ほどです。

 

ただ雨季の時期になると、大量の雨が降りこれによって、地盤が緩み、木が倒れ停電になることもまれにあります。

  

郷に入っては郷に従え!バリ島で絶対にしてはいけない事

 

 

・怒られることに慣れていないインドネシア人

 

もともと、子供のころから、怒る教育よりも、ほめられる教育をされてきたインドネシア人にとって、大きな声で怒鳴られたり怒られたりすることは、大きくプライドを傷付けられる行為にあたります。そのため、なるべくインドネシア人に対して、大きな声を出したり、人前で辱めを受けるような行為は慎んでください。ジャカルタの方では、日本人のこうした行為の為、殺人事件になったケースもございます。あくまでも、穏やかに、誤りを訂正してあげてください。

 

 

 

・交通事情

 

バリ島では、常にどこかで交通渋滞があります。それは、運転手のマナーの悪さが一番の原因です。ご自分で運転をされる際は、充分にご注意ください。尚、道でよく検問をしていることがありますが、もし、必ず止まり警察の指示に従いましょう。そしてもし免許等の不携帯などで、自分に非がある場合は、なるべく警察の言う事を聞いて適正価格を支払いましょう。

 

 

 

・バリ人の宗教観と道路閉鎖

 

バリ人は、バリヒンドゥー教という独自の宗教を信仰しています。この宗教は朝夕のお供え物を欠かさずし、神様に感謝をする心を常に持っています。そのため、町のあちこちにあるお寺は、行事のある度、その周辺の道を閉鎖します。勿論、葬式や、結婚式などもそうです。初めは、突如道が封鎖されて驚かれるかと思いますが、大渋滞になっても、宗教が一番という理念を持っていますので、警察も何も言いません。

 

こちらのことを、『ウパチャラ』と呼びますが、それがあるときは、道を変えるか、もしくは気長に行列の行進するのを待つ以外方法はございません。

 

トラブルになりますので、絶対にクラクションを鳴らして威嚇してはいけません。

 

 

 

・物乞いの少女

 

車が信号で停車するたびに、物乞いの子供たちの姿を目にすると思います。

 

バリの人達は、カルマという言葉を大切に思うが故、そういった子供たちに対しお金を渡したりします。

ただ金銭授与の際に、財布をすられたりする事もまれにありますので、直接は渡さず、ガイドさんにお尋ねください。

 

 

・知らない人に話しかけられたら挨拶程度

 

こちらの人は、みなさんとても親切な方が多く、困っている人がいたら必ず誰かが声をかけてくれる助け合いの精神を持っております。

 

そのため、交通、事故などがあったら、率先して住民が手を貸してくださいます。

 

しかし、近年隣県からの移民が絶えず、治安が悪くなっているのも事実です。

 

日本人と言う事で、片言の日本語で、近寄ってくる方もいるかもしれません。くれぐれも、すぐに仲良くならず、挨拶程度で接するようにしてください。

 

 

 

・狂犬病のその後

 

バリ島では以前、狂犬病での死亡が確認されたため、野良犬の大量殺処分が行われました。そして、地域的に、飼い犬の予防接種も義務付けられました。オレンジ色の首輪をしている犬は、狂犬病の注射が済んだ犬です。それ以外の犬には、出来るだけ近付かないようにしてください。

 

 

 

・バリ島にいる外国人不法滞在者にはご用心

 

現在不法滞在でバリ島に潜伏されている方や、騙すことを目的にバリ島にやってきている方が沢山います。

 

日本に住んでいて、見ず知らずの方に、いきなり話しかけられることは、まずないはずです。

海外と言う事で、日本人観光客は、つい同じ日本人に話しかけられると安心して、心を許してしまいがちです。

しかし、それが落とし穴です。もし、そういう方に出会ったときは、とにかく、できるだけ、あたりさわりのない話をして、その場から立ち去りましょう。近年ドラッグの取り締まりが強化されているため、こういった方々に話しかけられ仲良くなり、ドラックを勧められ、結果、観光客が終身刑になったというニュースもございます。日本大使館でも、こちらのことは、多く呼びかけられております。くれぐれもお気をつけ下さい。

 

 

 

・頭を触るのはタブー

 

バリ人は、通常自分の頭や、子供の頭をなでられるのを凄く嫌います。それは、宗教感から来ているのですが、他人の頭を触る行為は、そのお子様の頭に宿っている精霊が汚されるといった、とらえ方をされますので、絶対に止めてください。

 

 

 

・チップについて

 

日本ではチップ制度が無く、よくしてくれた方にお金を渡すという行為に抵抗がある人が多いですが、バリ島では、普通のことです。仕事以上の事をしてくれた人にご飯を御馳走したり、10.000rp 20.000rpのチップをあげることはごくあたり前のことです。海外では、ありがとう!だけでは、感謝は伝わりません。本当によくしてくれてありがとう・・と思った時は、さりげなく見えないところで、100円~500円程度のチップをしのばせてあげて下さい。それがスマートな大人の対応です。

 

 

 

・トムキャットにご注意

 

インドネシアのスラバヤからジャワ島全土にかけて、ハネカクシ(Binatang Tomcat)が大発生しています。現在、バリ島ではまだ確認されていませんが、もしも、この昆虫をみた場合は、以下のように注意が必要です。 このBinatang Tomcat(ビナタン トムキャト)は、体液にぺドリンという毒があります。触れたり潰したりして、ハネカクシの体液=ぺドリンが人間の皮膚に付着すると、2時間ぐらいで痒くなり、そのうち赤く腫れ、やがて水ぶくれができて、やけど同様の酷い皮膚炎を起こします。もっとも怖いのは、ぺドリンが目に入った場合、失明する可能性もあります。 とにかく、絶対に、つぶさないでください。それでも、もし誤って、潰してしまったりした場合は、その箇所と手を水で良く洗い流し、すぐに病院に行き、強いステロイド剤を出してもらいましょう。とは言え、バリ島ではまだ見つかっておりませんので、それほど気にかけないで大丈夫です。